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日別アーカイブ: 2026年1月13日

トントン日記~part30~

皆さんこんにちは!

株式会社境関養豚、更新担当の中西です!

 

~養豚場の形が整っていく🐷🏭📦~

 

 

明治以降、日本は社会全体が近代化へ大きく舵を切ります。交通、産業、都市の拡大、そして食生活の変化。こうした流れの中で、養豚も「家の裏の豚飼い」から「事業としての養豚」へ変化していきました。ここで初めて、豚を“計画的に増やし、出荷し、収益化する”発想が強まります📈🐷

1)都市化が生んだ需要:肉を“定期的に供給する”必要🍽️🏙️

都市に人が集まれば、食料は安定供給が求められます。自給自足的な飼養だけでは追いつかない。そこで、一定規模で豚を飼い、出荷する仕組みが必要になりました。
この時代、養豚は「需要があるから増える」だけでなく、「計画して生産する」方向へ進みます。繁殖、肥育、出荷の流れが整理され、飼養は“経営”として語られ始めます📊💡

2)品種改良と飼い方の変化:育てやすさ・肉質の追求🐖🔬

近代化の中で重要なのが品種や改良の考え方です。豚は成長が早い一方、環境や飼料で体づきや脂の乗りが変わりやすい家畜でもあります。
「より大きく育つ」「肉が取れる」「繁殖が安定する」――こうした目的のもと、飼い方も変わります。飼料をどう作るか、どのくらい与えるか、どんな小屋が良いか。経験則に加えて“体系化”が進むのがこの時代の特徴です📚🐷

3)“養豚場”の芽生え:小屋から施設へ🚧🏠

豚を一定数以上飼うには、単に囲いを作るだけでは難しくなります。

  • 糞尿の処理

  • 水の確保

  • 病気の蔓延防止

  • 雨風・暑さ寒さへの対応

  • 飼料の保管

これらを考えると、飼養場所は“場”として設計される必要が出ます。つまり養豚は、「豚を飼う」から「豚を飼える環境を作る」へと発想が移るのです🏗️🐷
この変化が、養豚場の原型を形づくっていきました。

4)衛生の概念が入る:病気は“運”ではなく“対策”へ🧼⚠️

豚は群れで飼うほど、病気が広がりやすくなります。そこで重要になったのが衛生管理です。
当時の技術は現代ほどではありませんが、

  • 風通しや湿気の管理

  • 汚れた敷料の交換

  • 飼育密度の工夫

  • 病気の個体の隔離
    といった取り組みが徐々に意識されていきます。
    ここで養豚は、経験の世界から“対策の世界”へ変化していきます🐷🧠

5)流通と価格の波:養豚経営が“社会”とつながる📦💴

出荷が増えると、養豚は市場価格の影響を受けるようになります。飼料代、輸送、都市の需要、景気。こうした要因で収益が変動する。
この時代から養豚場は、農家の副業的な位置づけから、地域経済と結びつく“産業”としての顔を強めていきます。つまり養豚は「育てる仕事」であると同時に、「経営する仕事」へ変わっていくのです📈🏭

6)養豚場は“計画と施設”で成り立つ産業へ🐷🏗️

明治〜戦前にかけて、養豚は都市需要とともに拡大し、品種・飼料・衛生・施設の考え方が整っていきました。

 

 


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