-
最近の投稿
アーカイブ
カテゴリー
投稿日カレンダー

皆さんこんにちは!
株式会社境関養豚、更新担当の中西です!
~命を育てる現場から~
朝の空気がまだ冷たい時間、豚舎に入ると鼻をくすぐる特有の匂いと、生き物たちの体温が迎えてくれます。
「養豚業」という仕事は、ただ豚を育てて出荷するだけの職業ではありません。
それは、命の循環を預かる責任ある仕事であり、人の食と地域の暮らしを支える使命でもあります。
養豚場の一日は、早朝の給餌から始まります。
仔豚舎・肥育舎・種豚舎など、ステージごとに管理が異なり、それぞれに温度・湿度・水・飼料・健康状態を毎日チェックします。
給餌作業:
自動給餌システムを用いる場合でも、豚たちの“食いつき”を目で確認します。
食が細い個体は体調不良や温度ストレスのサインかもしれません。
清掃・糞尿処理:
糞尿は発酵処理・液肥化され、地域農地の肥料として再利用されます。
匂い対策の一環としてバイオ脱臭装置や木酢液散布も導入されています。
健康観察:
豚は群れで生活するため、一頭の変化を見落としやすい。
耳の色・歩き方・鳴き声の違いから異常を察知するのも熟練の技です。🐽
養豚では“何を食べさせるか”が品質を左右します。
一般的な配合飼料だけでなく、地域特産の米ぬか・麦・おからなどを混ぜた地域循環型飼料も増えています。
これにより、
廃棄物削減(フードロス対策)
味や脂質の特徴づけ
地域ブランド化
といった効果が生まれます。
特に**脂肪酸バランス(オレイン酸など)**の調整は、肉質と香りに直結。
「飼料設計=味づくり」と言っても過言ではありません。
養豚の現場では、**外部からのウイルス侵入防止(バイオセキュリティ)**が最重要です。
豚熱(CSF)やアフリカ豚熱(ASF)は、たった一度の侵入で全頭殺処分に至るケースも。
そのため、
出入り口の車両・靴・手指の消毒
堆肥舎・豚舎間の動線分離
訪問者の立入制限
といった厳密なルールが日常的に運用されています。
養豚とは、“効率”ではなく“命”と向き合う仕事です。
1頭1頭の健康を積み重ね、その努力が一枚の豚肉として食卓に届く。
見えないところに技術と誇りがある――それが養豚の本質です。🐷🌱
お問い合わせは↓をタップ