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皆さんこんにちは!
株式会社境関養豚、更新担当の中西です!
~種豚管理と分娩の現場から~
養豚場の中でも、最も繊細で感情が動く瞬間――それが分娩と哺育です。
新しい命が生まれるたびに、現場には安堵と緊張が入り混じります。
養豚経営では、**母豚(繁殖雌豚)と種雄豚(雄)**の管理が命の源。
繁殖成績は経営効率を大きく左右します。
交配回数・時期管理:発情周期(約21日)を見極め、最適タイミングで人工授精を行う。
遺伝改良:肉質・発育・繁殖能力をデータ化し、優秀個体を選抜。
ストレス対策:環境温度(20〜25℃)や飼料バランスが受胎率に直結。
最近はICTを活用した発情検知センサーも登場し、繁殖管理がデータ化されています。📊
分娩舎では、出産予定日の前後3日間が最も緊張する期間です。
1腹に平均10頭前後が生まれますが、体重が小さい仔豚は初乳を飲めず死亡リスクが高まります。
現場では、
温度管理(30〜33℃)
乳首争いを避ける仕切り設置
哺乳不足仔の人工授乳
母豚の体力回復ケア(電解質補給)
など、分単位の対応が求められます。
母乳に含まれる免疫物質(IgA・IgG)は、仔豚の生存率を決定づけます。
そのため、生後6時間以内の初乳摂取が不可欠。
離乳はおおよそ21日〜28日で行い、ストレスを最小限に抑えるため、
温度
飼料形態(粉→ペレット)
水分補給
を慎重に調整します。
母豚は年2〜2.4回の出産を繰り返します。
しかし体力の限界もあり、4〜5年で更新が必要です。
それでも、現場の誰もが“ありがとう”と声をかけて送り出します。
養豚業は、感情と技術が両立する稀有な仕事です。
命を繋ぐ現場にこそ、最大の敬意とプロ意識が宿っています。✨
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